コロナウイルスに効果あり?抗寄生虫薬「イベルメクチン」
イベルメクチンとは?
「イベルメクチン」とは寄生虫感染症の治療薬です。主に犬などのペットに投与する寄生虫の予防薬(フィラリア予防)にとして使用されています。
イベルメクチン投与に対する効果
そんな寄生虫予防の「イベルメクチン」ですが、新型コロナウイルスの患者に投与したところ、投与していない患者に比べて死亡率が約6分の1に低下したとの事です。
この結果は米ユタ大学などの研究チームがまとめており、オーストラリアのモナッシュ大学の研究チームも「イベルメクチン」が、新型コロナウイルスの抑制に効果があったと発表しております。
研究チームは、20年1月~3月に治療を受けた新型コロナウイルスの患者約1400人を調査。北米や欧州、アジアの169の医療機関でイベルメクチンを投与された約700人の患者と、投与されず別の薬などによる治療を受けた約700人の死亡率を比較した。その結果、イベルメクチンを投与していない患者の死亡率は約8%だったのに対し、投与した患者は約1%と低かった。人工呼吸器が必要な重症者の死亡率をみると、投与していない患者で約21%だったのに対し、投与した患者では約7%だった。
コロナウイルス 抗寄生虫薬「イベルメクチン」のまとめ
「アビガン」や「イベルメクチン」などコロナに対して効果が得られる可能性がある薬品がいくつも出てきました。
実際に投与し本当に効果があるのか、投与後に副作用が出ないのか、など様々な問題もあります。
ですが、そのようなデータを採取している間にもコロナウイルスの感染者は増えていきます。
この期待されている薬品を含め、今後の世界の動きに期待したいと思います。
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