愛知県の痴漢撲滅の警察ポスターを弁護士が批判
- 2018.06.04
- 時事
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愛知県警はホームページで、「夏を前に軽装が増えるこの時期、列車での痴漢や盗撮などの悪質な犯罪を防ぐ」と狙いを説明しているが、「誤解を招き、偏見を助長する」という批判も出ている。どんな内容なのだろうか。
ポスターで目を引くのが、「あの人、逮捕されたらしいよ。」という見出し。横にLINEのような形式で、女性2人のトークが続く。
「性犯罪者じゃん」
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A「聞いた? あの人、痴漢で捕まったらしいよ。」
B「えwwwwwwwww」
A「本当本当!さっきネットニュースで見た!!そんな人に見えなかったわ」
B「気持ち悪 軽蔑だわ 性犯罪者じゃん」
A「仕事もクビになるよねー。家族も悲しむだろうなあ」
B「そりゃそうだわ 私は一生関わりたくない」
A「この先どうなっちゃうんだろう…」
B「そういえば……私先月あの人と電車で偶然会ったよ」
A「そうなんだ?! 変なことされなかった?」
B「あの時は何もなかったけど」
「なんかもう、あの人のこと思い出したくもない」
A「女性の私たちも被害に遭わないよう気をつけなきゃね」
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このポスターの内容について、亀石倫子弁護士が Twitterでこう指摘した。
「これはひどい。推定無罪(裁判で有罪が確定するまでは無罪と推定される)が原則なのに、誤解を与え偏見を助長する。」
亀石弁護士に、ポスターの問題点を詳しく解説してもらった。
逮捕の段階で、すでに裁判で有罪が確定したかのような表現が使われている
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180603-00010006-huffpost-int
愛知県は他にも奇をてらった痴漢撃退ポスターを作っています。
効果はあるのでしょうか…?
https://matome.naver.jp/odai/2146372427518043001
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