AIで漫画をカラー化
- 2018.06.22
- AI
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囲碁・将棋などで人間を超えた人工知能(AI)が写真や画像のカラー化でも才能を発揮し始めている。大量のデータを学習して人間と同じ能力を獲得する仕組みは同じだが、「人をだます力」をつけることで従来の欠点を克服し、漫画やアートの世界で新境地を開いている。(原田成樹)
AIによるカラー漫画は中間色を多用している。食べ物をあり得ないような鮮やかな色で塗ってしまったり、色の境界を間違えたりすると、人間はすぐ気づくため、平均的であいまいな色を使った方が無難と判断するからだ。実際にイラストの中級者は着色をぼかしがちで、「人間と同じような結果になっているのが面白い」と米辻氏は話す。
まだ玄人はだしとまではいえないが、学習用のデータを増やしたり、最近のAIの新手法を取り込んだりすれば、レベルは相当上がるという。今後は漫画やアニメといった“クールジャパン”を側面から支える技術として期待できそうだ。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/21/news052_3.html
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