【PHP】ifとswitchどちらを使用するか迷ったら?switch!!
目次
条件分岐処理について
プログラミングを行っていく上で避けては通れないのが条件分岐処理になります。
条件分岐処理とは、○○が正しいときは□□を行う、△△が異なるときは××を行うとういような条件に一致・不一致で処理を分岐させることを指します。
その条件分岐処理の代表的なのがif(イフ)文とswitch(スイッチ)文になります。
if(イフ)文について
上から順番に条件判定を行っていき、条件が一致した場合に指定の処理を実行します。
いずれかの条件に一致すると、それ以降の条件判定は実行されません。
switch(スイッチ)文について
式の評価結果に応じた処理が実行されます。3分岐以上の多分岐処理を記述することが可能となります。
switch文を選ぶ理由
人により賛否があるかもしれませんが、私はifかswitchかを選択する場合、下記の理由からswitchを選択しています。
- コードの可読性
- 処理速度
if文 使用例(通常パターン)
if($fruits == 'apple') {
echo 'red';
} elseif($fruits == 'banana') {
echo 'yellow';
} elseif($fruits == 'grape') {
echo 'purple';
} elseif($fruits == 'kiwi') {
echo 'green';
} else {
echo 'none';
}
switch文 使用例(通常パターン)
switch($fruits) {
case 'apple':
echo 'red';
break;
case 'banana':
echo 'yellow';
break;
case 'grape':
echo 'purple';
break;
case 'kiwi':
echo 'green';
break;
default:
echo 'none';
break;
}
if文 使用例(複数一致パターン)
if($fruits == 'apple' || $fruits == 'strawberry' || $fruits == 'tomato') {
echo 'red';
} elseif($fruits == 'banana' || $fruits == 'lemon') {
echo 'yellow';
} else {
echo 'none';
}
switch文 使用例(複数一致パターン)
switch($fruits) {
case 'apple':
case 'strawberry':
case 'tomato':
echo 'red';
break;
case 'banana':
case 'lemon':
echo 'yellow';
break;
default:
echo 'none';
break;
}
まとめ
単分岐の場合はif文、多分岐の場合はswitch文と私自身も使い分けておりますが、
どちらを使用するか迷った時は、まずは比較して、より可読性が高く・処理速度が速い方を選択し、
他の人がコードを見た時に見やすく、サイトやアプリをストレスなく使用できるように心掛けていきましょう。
今回の記事が、みなさんの快適なプログラミングの一翼を担えれば幸いです。
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