今話題の天才ハッカー集団『アノニマス』とは？

連日ロシアとウクライナ問題に関するニュースを毎日のように目にするようになりました。

その関連するニュースの中で今話題になっている

天才ハッカー集団『アノニマス』をご存じでしょうか。

天才ハッカーなんて映画やドラマの中でしか見たことがないですし、

昔は都市伝説のように扱われていました。

アノニマスとは

顔も名前も分からない、国際的なハッカー集団です。

SNSのアカウントも持っており、映画『Vフォー・ヴェンデッタ』に登場する主人公の仮面をつけて活動していますいます。

特定のメンバーで活動しているわけではなく、共通の目的に賛同するハッカー達がその都度集まって構成されています。

活動内容

政府や企業に抗議する手段で、インターネット上のサーバーをダウンさせたり、データーの流出させたりなどのサイバー攻撃を行っています。

過去には、オーストラリアのホームページをサーバーダウンさせたり、チュニジアの政府のサイトを書き換えたりなどの被害がありました。

その被害は海外だけではなく日本でもあります。

2012年に日本で可決された『違法ダウンロードの刑事罰化』に対する抗議で、

政府のサイトや、日本音楽著作権協会のサイトをサーバーダウンさせました。

メンバーの中に日本人がいたのかもしれないですね。

アノニマスが何をしようとしているのか

ロシアとウクライナの問題をうけて、

Twitterで、ロシア政府に対してサイバー攻撃をするとアノニマスが声明を出しました。

世界平和を望み、ロシアを止めるために動き出したのです。

すでにサイバー攻撃を始めているとTwitter上で発言し、実際にロシア政府のサイトが接続されにくい状況になっています。

サイバー攻撃は現在も続いています。

Twitterを見ていると、アノニマスを支持する声が多いように思います。

世界平和はきっと誰しもの願いなので、他の国が手出しできない現状を打破する一筋の光なのかもしれません。

ですがハッキングは犯罪ですので難しい問題ですね。